金利ショック継続(10/5/2018)

 

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10月に入り、ニューヨークはすっかりと秋めいてきた。秋は日本だとサンマやウナギ、あるいはジビエ等の旬な食べ物が多くあり、楽しみな季節だ。一方、こちらは特に旬なものなどなく、寒い年だと10月末には雪もちらつくので、日本がただ羨ましい限りだ。

 

さて、9月からの金利高は今日も継続、ついに米10年債はデッドゾーンである3.2%、30年債は3.4%を超えてきた。水曜からは株も反応せざる終えなくなり、本日SP500はサポートの2866に迫るものの、直前2870で切り返して2885で引けた。SP500は2%、Nasdaqは5%近くの下落。今年1月のVIXショックの小型版と考えると、一旦はやり切ったか。2866を割るとブル目線の投資家としては少ししんどくなる。金利は次の抵抗線まで、もう少し。

中間選挙年の10月は1982年以降ほぼ負けなし(90年に湾岸戦争の影響で下落した一度のみ)であることを考えると、押し目は買いでよさそう。一方でSPが2800までいくシナリオも頭に入れておく必要もあり。

 

また、日曜にブラジル大統領選挙が行われる。

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 BRLは2015年以来の4.2越えを達成した後、選挙日が近づくにつれて冷静さを取り戻している。ここまでは先日行われたメキシコ選挙と同じ動きを再現中。今回は月末の決戦選挙までもつれることが想定されているが、選挙を消化した後は少なくとも選挙前の3.65-75は見にいくだろう。