調整再び (11/14/2018)

一時は2815まで回復したSP500だが、その後、再び調整を始め、今日はついに2700を割るまで下落した。10月末の窓を埋めたことで達成感は少し出たものの、買い手の登場までにはもう少しの下落が必要だろうか。今回の相場はテックが調整の元凶となっているので、Nasdaqが二番底をつける7000まできたところが底になりそう。

【News】
Positive
- Brexit: U.K. Publishes Draft Brexit Withdrawal Agreement.
Negative
- Apple falls more than 2 percent to lead selling in tech shares

【Continuing Risk Event (with Risk momentum)】
- Trade War: Trade War between U.S. and China: Stay →
- Saudi: Killing of a Saudi journalist:  Stay →
- Italy: Italian budget fears: Stay →
- Brexit: Lower ↓
- Rate-hike: Stay →

選挙後 (11/8/2018)

前日に大幅高だった米国株、本日は小幅安で終えた。SP500は2800もキープ、大幅高の翌日にしては上出来だったのではないか。引き続きサポート&レジスタンスは2775&2816。

選挙の話も終わり、テーマは利上げに移行。本日発表のFedによるステートメントがコンセンサスよりもタカ派だったことからドルが大きく買われ、一方で新興国資産が売られた。DXYは96.67のレジスタンスを突破し、97への早期復帰も見えてきた。

【News】
Positive
-
Negative
- Hawkish tone in Fed
【Continuing Risk Event (with Risk momentum)】
- Trade War: Trade War between U.S. and China: Stay →
- Saudi: Killing of a Saudi journalist:  Stay →
- Italy: Italian budget fears: Stay →
- Brexit: Stay →
- Rate-hike: Higher ↑

ねじれ議会 (11/7/2018)

中間選挙の結果、上院:共和党、下院:民主党のねじれ議会となった。コンセンサス通りのノーサプライズ、下院を民主党に奪われたこともありトランプの暴走も少しは落ち着くのでは、という思惑もあり、米国株は素直なリスクオンとなった。SP500は200MA、半値戻しの水準を軽々と突破し、61.8%リトリートメントかつ先月中旬の高値の水準で引けた。ここを突破すれば、次は2850-70がレジスタンスとなる。サポートは2775、2750。

中間選挙日 (11/6/2018)

本日は中間選挙の投票日ということで、比較的静かな1日だった。米国株は引けにかけて上昇。過去の中間選挙と同様に、イベント消化による株高がコンセンサスとなったようだ。「共和党・共和党」はポジティブサプライズ、「共和党・民主党」がメインシナリオでリスクオン、「民主党・民主党」はネガティブサプライズとのこと。大統領選と同様、NYでもトランプ支持を公言しにくい環境が続いており、隠れトランプがいることを想定すると、また民主党は未だにオバマに頼るほど人材難であることを考慮すると、「民主・民主」よりも「共和・共和」の確率の方が高そうだ。SP500のサポート&レジスタンスは2700 & 2755 (次は2800)といったところか。

さて、どうなるか。

【News】
Positive
-
Negative
-
【Continuing Risk Event (with Risk momentum)】
- Trade War: Trade War between U.S. and China: Stay →
- Saudi: Killing of a Saudi journalist:  Stay →
- Italy: Italian budget fears: Higher ↑ 
- Trump: Trump's unpredictable actions ahead of the midterm election: Lower ↓
- Brexit: Stay → 

利確 (11/2/2018)

アジア時間に200MAにタッチした米国株は、米国時間で利確売りの圧力に押されて寄り天となった。SP500は午前に2750を超えたものの、2700までプッシュバック。最後は2723で引けた。最安値から5%を超える上昇、200MA、心理的な抵抗水準、そして中間選挙を前にした金曜日ということで、リスクオフとなるのも当然か。火曜の選挙を前にして二番底をつけに行くような急落がある場合は拾ってもよさそう。

【News】
Positive
- Trade War: Trump had good conversation with Xi.
Negative
- Oil declines as OPEC output climbs to highest since 2016

【Continuing Risk Event (with Risk momentum)】
- Trade War: Trade War between U.S. and China: Lower ↓
- Saudi: Killing of a Saudi journalist:  Stay →
- Italy: Italian budget fears: Stay →
- Trump: Trump's unpredictable actions ahead of the midterm election: Stay →
- Q3 Earnings:  Lower ↓
- Brexit: Lower ↓

続伸 (10/31/2018)

米国株は久しぶりの続伸となった。

昨日の良い流れを止めず、窓を開けてスタートしたSP500は一時2740まで迫ったが、ラスト一時間で力尽き、2711で引けた。何はともあれ、続伸して長く続いた下落トレンドラインの突破できたことは大きい。今後は二番底をつけに再度下落することも考えられるが、峠は越えたのではないだろうか。

【News】
Positive
- Brexit: U.K. and EU See Brexit Hope as Raab Expects Deal by Nov. 21
Negative
- Earnings: Facebook reported mixed third-quarter results on Tuesday.

【Continuing Risk Event (with Risk momentum)】
- Trade War: Trade War between U.S. and China: Higher ↑
- Saudi: Killing of a Saudi journalist:  Stay →
- Italy: Italian budget fears: Lower ↓
- Trump: Trump's unpredictable actions ahead of the midterm election:Higher ↑
- Q3 Earnings:  Higher ↑
- Brexit: Lower ↓

下げ疲れ (10/30/2018)

ようやくショート筋も疲れてきたのだろうか。

ここ二週間、10時頃に天井をつけて午後はだだ下がりだった米国株。本日も午前中に高値をつけた後にダラダラと下げ始め、今日も下げて終わりかと思いきや、13時を過ぎてからリバーサルを開始し、SP500は2682で引けた。日替わりで上げ下げを繰り返している状況なだけに、翌日も上昇を続けられるかが重要だろう。