反発 (10/11/2018)

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米国株はようやくリバウンド。強いアジア株、無難な金融株の決算、そして懸念されたCPIも弱かったことから、Nasdaqを先頭に窓を開けてスタートした米国株だが、その後は買いが続かずダラダラとした下げていきSP500は昨日つけた安値を展開に。なんとか安値を前に切り返し、皆が待ち望んでいた底入れを期待させる結果となった。心理的サポートでもある2700を割るとセンチメントも急激に悪化するだけに、引け前の切り返しに安堵した投資家も多かっただろう。ただここまで下げるとV字で高値更新は厳しく、まずは今月中に半値まで戻せば御の字か。

来週はNetflixを始めとして決算シーズンが本格化する。前四半期から急激に決算が悪化するとは考え難く、市場の話題が金利をメインとしたファンダメンタル懸念から決算に移れば、株式も堅調に推移することとなるだろう。