踏みとどまる (10/8/2018)

https://invst.ly/8tbzw

 

本日はColumbus dayという祝日だが、株式市場は開いているので平日とあまり変わらない。

 

週明けのSP500はアジア& 欧州の下落に引っ張られる形で2862まで降下した後、引けにかけて回復して久しぶりの陽線で終えた。2850-60を抜けると2800まで空白地帯となっており、債券市場が復帰する明日もこのサポートを守ることができるか。Nasdaqも先週に続き低調。これまでTechを牽引してきたFANGがコケると買いも集まらない。

さて、前記事で紹介したブラジル。昨日の大統領選挙でMarket-favorの極右候補、Bolsonaro氏が事前予想を超える票数を獲得。得票率は46%と、わずかに過半数まで足りなかったものの、極左候補のHaddad氏(29%)を圧倒した。この結果、市場はBolsonaro氏の決選投票勝利まで織り込み、BRLは選挙前水準である3.7まで回復した。ここからは具体的な政策案の発表等により、どちらに動くか五分五分だろう。

https://invst.ly/8tc3p